2010年 09月 13日
第23節、試合結果 |
★トロムソ - ブラン (11日) 0-3
21分 アイリク・バッケ(0-1)
37分 ディエゴ・グアスタヴィーノ(0-2)
73分 ペッテル・ヴォーガン・モーエン(0-3)
ブランがアウェイで完勝!代表戦でも好調のエーリク・フーセクレップが2アシストで勝利に貢献。今季通算8アシストで目下エッセディリ(LSK)、コバッチ(オッド→リールセ)と並び、アシスト・ランキングのトップに立ちました。またGKホーコン・オップダルが久々の無失点で面目躍如。ブランがスカルスフィヨール監督の下、システムを4-2-3-1(バッケの下にグアスタヴィーノ、ヴォーガン・モーエン、フーセクレップ)に変えてから約2ヶ月。18節以来久々のこの勝利で弾みをつけ、降格圏から遠く離れたいところですね。
一方アルフハイムで2敗目を喫したトロムソは順位こそ3位をキープしているものの2位ヴォレレンガとの勝ち点差は6に広がりました。この試合ではCBミーカ・コッピネンが50分に2枚目イエローを受け退場になっています。朗報は怪我で2ヶ月離脱していたシグール・ルシュフェルトの復帰。59分、ムラードに代わってピッチに入りましたがルシュ・ゴールは不発。今季は残り7試合、ブラットパックの持つティッペリーガ最多ゴール記録まであと6つ!37歳、間に合うか?!
★ローゼンボリ - ヴィーキング (12日) 1-1
58分 ミカエル・ヤムトファル(1-0)
78分 ビルキル・ビャルナソン(1-1)
RBKはモルッスクレーが踵の怪我で欠場。イヴェルセンも膝が万全でないため、レンタル先のランハイムから戻ったばかりのミカエル・ヤムトファルがCFでスタメン入り。23歳のオールラウンダー、ヤムトファルはその名が表すとおり現RBKのGKコーチ、ヨルン・ヤムトファルの息子。ティッペリーガ戦出場は2007年8月以来でしたが、エッゲン監督の期待に応え見事にゴールを挙げました。アシストはマルクス・ヘンリクセン。奇しくもジュニア・コンビの得点になりましたね!
フレッシュなスコアラーに沸いたレルケンダールでしたが、78分、ビャルナソンに得点を許しRBKの連勝は5でストップ。試合終了間際にはビャルナソンが再び決定的なチャンスを得たものの、いざシュートというところで足がつってしまい無念の交代。これが決まっていればヴィーキングの逆転勝ちだっただけに、RBKにとっては冷や汗で掴んだ勝ち点1でした。
またCBには新戦力マティアス・ビャルスミールが初先発しティッペリーガデビュー。これでRBKの防衛軍はデミドフ以外全員がスウェーデン人になりました。
ヴィーキングは5試合連続の引き分けで6位に後退。パトリック・インゲルステンとトーマス・ソコロヴスキーがそれぞれ膝と鼠頸部を負傷し今季一杯離脱。今節はマルティン・フィロがサスペンションと苦しい台所事情ですが、3位トロムソとの勝ち点差は6。ハレイデ監督はまだまだメダルを狙える位置と公言、望みを捨てていません。
★ヴォレレンガ - スタベック 3-2
3分 モッテン・ベッレ(1-0)
5分 ポントゥス・ファルネルド(1-1)
50分 ボージャン・ザジッチ(2-1)
57分 モスタファ・“モス”・アブデラウエ(3-1)
77分 ディオゴ(3-2)
兄モアはハノーファーで3試合2ゴール1アシストと絶好調。オスロでは弟モスが1ゴール1アシストでスタベックとの接戦を制し、VIFに3連勝をもたらしました!首位RBKが引き分けたためVIFとの勝ち点差は7に縮まり、まだVIFにも優勝の可能性が残されています。残り7試合なのでかなり厳しいですけどね・・・。敗れたスタベックは順位を2つ下げ、11位に後退しています。
この試合、VIF不動のトップ下、モハメド・フェッラーがスタメンを外されたことがちょっとした話題になっています。当初の理由は彼がU-21代表戦を含む10日間、ラマダンのため断食していたこと。監督のマルさんは食事をしていない選手の体調を案じたようですが、フェッラー自身はコンディションは良いと感じており、実際3日、7日の代表戦2試合で3ゴールを挙げました。結局はラマダン云々に関わらずマルさんはスポーツ的な理由でベッレを選んだようで、ベッレは69分に交代、フェッラーは79分から出場しています。
★リレストローム - スタルト 3-2
5分 ロルフ・ダニエル・ヴィクストゥル(0-1)
30分 フローデ・ヒッペ(1-1)
37分 エスペン・ブルフセン(1-2)
45分 クハレド・ムエルヒ(PK,2-2)
55分 アンソニー・ウジャ(3-2)
LSKがシーソーゲームの末、オーロセンで勝利。セットプレーで195cmの電柱・ヒッペがヘディング、ムエルヒがPK、そしてウジャが決勝点を挙げ、10位に浮上しました。
スタルトはルマンで2年を過ごし帰ってきたフレドリク・ストロムスタがスタメン入り。先制点をアシストし、63分にストッケリエンと交代しています。
ところでスタルトのベルント・フルスケルが日曜日の午前1時頃クリスチャンサンで暴行事件を起こし、一晩勾留されたとのこと。怪我のためLSK戦のメンバーからは外れていました。暴行が事実なら今後の処分が気がかりですね。
★オッド・グレンラン - オーレスン 2-1
2分 モッテン・フェーヴァング(PK,1-0)
34分 モッテン・フェーヴァング(オウンゴール、1-1)
47分 トールガイル・ブルヴェン(2-1)
オッドはベントレー、トミー・スヴィンダル・ラーシュンが怪我で欠場、シーメン・ブレンネがサスペンション。そして主砲ペッテル・コバッチがベルギーリーグ・リールセへ移籍。前線にそびえ立つ巨塔を失ったオッドがどうゲームを組み立てるのかが注目されました。ファーゲルモ監督はコバッチの後釜として18歳のトールガイル・ブルヴェンをティッペリーガ初スタメンに起用。ブルヴェンは昨年9月、26節のブラン戦でデビュー、30分弱の出場で1ゴール1アシストしたゴールデンボーイです。今節も期待に応えFKで決勝点を挙げました。コバッチの移籍がブルヴェン飛躍のチャンスとなるか、楽しみですね。フレドリクスタから獲得したマティアス・アンデションも3トップの左ウィングで先発出場しましたがいまいちフィットせず。今後に期待したいです。
オーレスンのヒェティル・レクダル監督はユース時代を過ごしたクラブ、フィクスダル/レクダルでアマチュア選手として“現役”続行中(どいつもこいつも・笑)。先日5部リーグの試合に出場し14-2で圧勝。ハットトリックを決めたそうですよ〜!でもオーレスンの方は3連敗。7位に後退です・・・。
★ヘーネフォス - ハウゲスン 0-2
12分、18分 トーマス・スルム(0-1,0-2)
スルムの久々の2ゴールでハウゲスンが快勝!前節8位のハウゲスンは一気に5位に浮上しました。
★コングスヴィンゲル - サンネフィヨール 1-0
51分 ヒェル・ルネ・セリン(1-0)
降格圏ダービーはKILの勝利!RBKからレンタルで獲得したヒェル・ルネ・セリンが4試合目の出場でKIL初ゴール!破産危機の迫るKILに5月の13節・モルデ戦以来の白星をもたらしました。KILはGKトーマス・ミューレが負傷中のため前節から25歳のオラヴ・ダーレンがゴールを守っています。さぁこれで14位(入れ替え戦)のモルデとは暫定2ポイント差!残留の望みはまだ消えていません。
一方サンネフィヨールは今季1勝5分17敗という絶望的な成績。打つ手なし、と言った感じですね・・・。
21分 アイリク・バッケ(0-1)
37分 ディエゴ・グアスタヴィーノ(0-2)
73分 ペッテル・ヴォーガン・モーエン(0-3)
ブランがアウェイで完勝!代表戦でも好調のエーリク・フーセクレップが2アシストで勝利に貢献。今季通算8アシストで目下エッセディリ(LSK)、コバッチ(オッド→リールセ)と並び、アシスト・ランキングのトップに立ちました。またGKホーコン・オップダルが久々の無失点で面目躍如。ブランがスカルスフィヨール監督の下、システムを4-2-3-1(バッケの下にグアスタヴィーノ、ヴォーガン・モーエン、フーセクレップ)に変えてから約2ヶ月。18節以来久々のこの勝利で弾みをつけ、降格圏から遠く離れたいところですね。
一方アルフハイムで2敗目を喫したトロムソは順位こそ3位をキープしているものの2位ヴォレレンガとの勝ち点差は6に広がりました。この試合ではCBミーカ・コッピネンが50分に2枚目イエローを受け退場になっています。朗報は怪我で2ヶ月離脱していたシグール・ルシュフェルトの復帰。59分、ムラードに代わってピッチに入りましたがルシュ・ゴールは不発。今季は残り7試合、ブラットパックの持つティッペリーガ最多ゴール記録まであと6つ!37歳、間に合うか?!
★ローゼンボリ - ヴィーキング (12日) 1-1
58分 ミカエル・ヤムトファル(1-0)
78分 ビルキル・ビャルナソン(1-1)
RBKはモルッスクレーが踵の怪我で欠場。イヴェルセンも膝が万全でないため、レンタル先のランハイムから戻ったばかりのミカエル・ヤムトファルがCFでスタメン入り。23歳のオールラウンダー、ヤムトファルはその名が表すとおり現RBKのGKコーチ、ヨルン・ヤムトファルの息子。ティッペリーガ戦出場は2007年8月以来でしたが、エッゲン監督の期待に応え見事にゴールを挙げました。アシストはマルクス・ヘンリクセン。奇しくもジュニア・コンビの得点になりましたね!
フレッシュなスコアラーに沸いたレルケンダールでしたが、78分、ビャルナソンに得点を許しRBKの連勝は5でストップ。試合終了間際にはビャルナソンが再び決定的なチャンスを得たものの、いざシュートというところで足がつってしまい無念の交代。これが決まっていればヴィーキングの逆転勝ちだっただけに、RBKにとっては冷や汗で掴んだ勝ち点1でした。
またCBには新戦力マティアス・ビャルスミールが初先発しティッペリーガデビュー。これでRBKの防衛軍はデミドフ以外全員がスウェーデン人になりました。
ヴィーキングは5試合連続の引き分けで6位に後退。パトリック・インゲルステンとトーマス・ソコロヴスキーがそれぞれ膝と鼠頸部を負傷し今季一杯離脱。今節はマルティン・フィロがサスペンションと苦しい台所事情ですが、3位トロムソとの勝ち点差は6。ハレイデ監督はまだまだメダルを狙える位置と公言、望みを捨てていません。
★ヴォレレンガ - スタベック 3-2
3分 モッテン・ベッレ(1-0)
5分 ポントゥス・ファルネルド(1-1)
50分 ボージャン・ザジッチ(2-1)
57分 モスタファ・“モス”・アブデラウエ(3-1)
77分 ディオゴ(3-2)
兄モアはハノーファーで3試合2ゴール1アシストと絶好調。オスロでは弟モスが1ゴール1アシストでスタベックとの接戦を制し、VIFに3連勝をもたらしました!首位RBKが引き分けたためVIFとの勝ち点差は7に縮まり、まだVIFにも優勝の可能性が残されています。残り7試合なのでかなり厳しいですけどね・・・。敗れたスタベックは順位を2つ下げ、11位に後退しています。
この試合、VIF不動のトップ下、モハメド・フェッラーがスタメンを外されたことがちょっとした話題になっています。当初の理由は彼がU-21代表戦を含む10日間、ラマダンのため断食していたこと。監督のマルさんは食事をしていない選手の体調を案じたようですが、フェッラー自身はコンディションは良いと感じており、実際3日、7日の代表戦2試合で3ゴールを挙げました。結局はラマダン云々に関わらずマルさんはスポーツ的な理由でベッレを選んだようで、ベッレは69分に交代、フェッラーは79分から出場しています。
★リレストローム - スタルト 3-2
5分 ロルフ・ダニエル・ヴィクストゥル(0-1)
30分 フローデ・ヒッペ(1-1)
37分 エスペン・ブルフセン(1-2)
45分 クハレド・ムエルヒ(PK,2-2)
55分 アンソニー・ウジャ(3-2)
LSKがシーソーゲームの末、オーロセンで勝利。セットプレーで195cmの電柱・ヒッペがヘディング、ムエルヒがPK、そしてウジャが決勝点を挙げ、10位に浮上しました。
スタルトはルマンで2年を過ごし帰ってきたフレドリク・ストロムスタがスタメン入り。先制点をアシストし、63分にストッケリエンと交代しています。
ところでスタルトのベルント・フルスケルが日曜日の午前1時頃クリスチャンサンで暴行事件を起こし、一晩勾留されたとのこと。怪我のためLSK戦のメンバーからは外れていました。暴行が事実なら今後の処分が気がかりですね。
★オッド・グレンラン - オーレスン 2-1
2分 モッテン・フェーヴァング(PK,1-0)
34分 モッテン・フェーヴァング(オウンゴール、1-1)
47分 トールガイル・ブルヴェン(2-1)
オッドはベントレー、トミー・スヴィンダル・ラーシュンが怪我で欠場、シーメン・ブレンネがサスペンション。そして主砲ペッテル・コバッチがベルギーリーグ・リールセへ移籍。前線にそびえ立つ巨塔を失ったオッドがどうゲームを組み立てるのかが注目されました。ファーゲルモ監督はコバッチの後釜として18歳のトールガイル・ブルヴェンをティッペリーガ初スタメンに起用。ブルヴェンは昨年9月、26節のブラン戦でデビュー、30分弱の出場で1ゴール1アシストしたゴールデンボーイです。今節も期待に応えFKで決勝点を挙げました。コバッチの移籍がブルヴェン飛躍のチャンスとなるか、楽しみですね。フレドリクスタから獲得したマティアス・アンデションも3トップの左ウィングで先発出場しましたがいまいちフィットせず。今後に期待したいです。
オーレスンのヒェティル・レクダル監督はユース時代を過ごしたクラブ、フィクスダル/レクダルでアマチュア選手として“現役”続行中(どいつもこいつも・笑)。先日5部リーグの試合に出場し14-2で圧勝。ハットトリックを決めたそうですよ〜!でもオーレスンの方は3連敗。7位に後退です・・・。
★ヘーネフォス - ハウゲスン 0-2
12分、18分 トーマス・スルム(0-1,0-2)
スルムの久々の2ゴールでハウゲスンが快勝!前節8位のハウゲスンは一気に5位に浮上しました。
★コングスヴィンゲル - サンネフィヨール 1-0
51分 ヒェル・ルネ・セリン(1-0)
降格圏ダービーはKILの勝利!RBKからレンタルで獲得したヒェル・ルネ・セリンが4試合目の出場でKIL初ゴール!破産危機の迫るKILに5月の13節・モルデ戦以来の白星をもたらしました。KILはGKトーマス・ミューレが負傷中のため前節から25歳のオラヴ・ダーレンがゴールを守っています。さぁこれで14位(入れ替え戦)のモルデとは暫定2ポイント差!残留の望みはまだ消えていません。
一方サンネフィヨールは今季1勝5分17敗という絶望的な成績。打つ手なし、と言った感じですね・・・。
by Tore_Tretyakov
| 2010-09-13 19:05
| 10-Tippeligaen