2009年 11月 07日
フレドリクスタ、降格決定 |
あああー・・・フレドリクスタが降格してしまいましたー!
昨夜行なわれた一発勝負の入れ替え戦・1回戦。図らずも隣接都市同士のローカルダービーとなった一戦で、フレドリクスタはアデコリーガ5位のサルプスボルグに0-2で敗退。得点は15分、90分、マルティン・ヴィーグ(30試合15得点)によるものです。FFKにとっては早い時間の失点が響きました。
9月に就任した“残留請負人”トム・ノールリー監督はその使命を果たせず「空しい」を連発。FFKの今後については
「俺たちはスタベックやオッド、スタルトがやったようにやれるさ。彼らは降格したけどより良いチームになって(ティッペリーガに)帰ってきた。」
と語っています。
FFKは1938年から61年までに9回のリーグ優勝を果たした古豪。NM優勝も11回を誇り(最近では2006年)、昨年はリーグ準優勝だったのに・・・。チームには元ノルウェー代表のアドリアン・ガシ、アレックス・ヴァレンシア、そして“フレドリクスタのバラック”ことコスタリカ代表のセルソ・ボルヘス(22試合7得点)等がおり、今後の去就が注目されます。嗚呼、私がひっそり応援していた元SIFのマティアス・アンデションも・・・。主力の一人、エストニア代表DFライオ・ピーロヤは1部リーグでプレイする気はないと早くも移籍を表明しています。
ところでFFKといえば目下世界が関心を寄せているのがガーナU-20代表FWドミニク・アディアー。このほどACミランに移籍が決まったようですね(ガーナの新星、ミランと合意へ)。
アディアーは先月までエジプトで開催されていたU-20ワールドカップで8得点を記録し得点王に、そして大会MVPに輝きました。けれどその才能は所属チームのFFKでは発揮の場を得られず、ブラジル人FWエヴェルトン(26試合5得点)の控えに甘んじ、今季の出場は僅か4試合・150分。最後にティッペリーガ戦に出場したのは7月の第17節・ブラン戦。9月にノールリー監督が就任して以降は、U-20ワールドカップでチームを離れたのもあってほぼ構想外になっていました。彼がうまくチームに溶け込めなかったから、ノルウェーサッカーはダイレクトプレーが多く、彼がガーナ代表で見せるテクニックのあるモダンなプレイが宝の持ち腐れになってしまったから、と理由は幾つか挙げられます。とはいえ一躍世界の垂涎の的となった新星を全く活かせなかったFFKには、今季のチームの行き詰まりが窺えてなりません。降格は本当に残念・・・1年でティッペリーガに戻ってこれるよう、チームを立て直してほしいです。
またもう一方の入れ替え戦・1回戦ではコングスヴィンゲル(KIL)がソグンダルを3-1で倒し、ティッペリーガ昇格を懸けた決勝をサルプスボルグと戦うことになりました。
KILの得点は23分ランダル・ブレーネス、32分マグヌス・シーリン・オルセン、89分カイ・リーシュルト。2年連続で昇格を逃したソグンダルは45分にフロー兄弟の甥、ウルリク・フロー(21歳)が得点しています。
昨夜行なわれた一発勝負の入れ替え戦・1回戦。図らずも隣接都市同士のローカルダービーとなった一戦で、フレドリクスタはアデコリーガ5位のサルプスボルグに0-2で敗退。得点は15分、90分、マルティン・ヴィーグ(30試合15得点)によるものです。FFKにとっては早い時間の失点が響きました。
9月に就任した“残留請負人”トム・ノールリー監督はその使命を果たせず「空しい」を連発。FFKの今後については
「俺たちはスタベックやオッド、スタルトがやったようにやれるさ。彼らは降格したけどより良いチームになって(ティッペリーガに)帰ってきた。」
と語っています。
FFKは1938年から61年までに9回のリーグ優勝を果たした古豪。NM優勝も11回を誇り(最近では2006年)、昨年はリーグ準優勝だったのに・・・。チームには元ノルウェー代表のアドリアン・ガシ、アレックス・ヴァレンシア、そして“フレドリクスタのバラック”ことコスタリカ代表のセルソ・ボルヘス(22試合7得点)等がおり、今後の去就が注目されます。嗚呼、私がひっそり応援していた元SIFのマティアス・アンデションも・・・。主力の一人、エストニア代表DFライオ・ピーロヤは1部リーグでプレイする気はないと早くも移籍を表明しています。
ところでFFKといえば目下世界が関心を寄せているのがガーナU-20代表FWドミニク・アディアー。このほどACミランに移籍が決まったようですね(ガーナの新星、ミランと合意へ)。
アディアーは先月までエジプトで開催されていたU-20ワールドカップで8得点を記録し得点王に、そして大会MVPに輝きました。けれどその才能は所属チームのFFKでは発揮の場を得られず、ブラジル人FWエヴェルトン(26試合5得点)の控えに甘んじ、今季の出場は僅か4試合・150分。最後にティッペリーガ戦に出場したのは7月の第17節・ブラン戦。9月にノールリー監督が就任して以降は、U-20ワールドカップでチームを離れたのもあってほぼ構想外になっていました。彼がうまくチームに溶け込めなかったから、ノルウェーサッカーはダイレクトプレーが多く、彼がガーナ代表で見せるテクニックのあるモダンなプレイが宝の持ち腐れになってしまったから、と理由は幾つか挙げられます。とはいえ一躍世界の垂涎の的となった新星を全く活かせなかったFFKには、今季のチームの行き詰まりが窺えてなりません。降格は本当に残念・・・1年でティッペリーガに戻ってこれるよう、チームを立て直してほしいです。
またもう一方の入れ替え戦・1回戦ではコングスヴィンゲル(KIL)がソグンダルを3-1で倒し、ティッペリーガ昇格を懸けた決勝をサルプスボルグと戦うことになりました。
KILの得点は23分ランダル・ブレーネス、32分マグヌス・シーリン・オルセン、89分カイ・リーシュルト。2年連続で昇格を逃したソグンダルは45分にフロー兄弟の甥、ウルリク・フロー(21歳)が得点しています。
by Tore_Tretyakov
| 2009-11-07 23:32
| 09-Tippeligaen