2010年 04月 08日
第4節・試合結果(その1) ポースケ☆ゴール祭り |
★スタルト - ヴォレレンガ(5日) 5-3
15分 クリスティアン・ボラーニョス(1-0)
51分 モア(1-1)
54分、59分 クリステル・クライヴェン(2-1,3-1)
65分 オーレ・マルティン・オルスト(4-1)
67分 ステファン・ストランベルグ(4-2)
72分 モス(4-3)
90分 オルスト(5-3)
ポースケ(イースター)二日目に8試合一斉開催された第4節。幾つかの試合は驚きのゴールラッシュになりました。スール・アレナでのこの試合もその一つ。今季3試合で失点1、堅守ナンバーワンのVIFから、スタルトが大量5点を捥ぎ取りました。
注目株のクリステル・クライヴェン(21)が立て続けに2得点を挙げ、今季4得点でオーロイ(オーレスン)と共に得点ランキングのトップに立ちました。機を逃さない得点感覚にノルウェーA代表入りの話も浮上しています。
復活したベテランFWオルスト(35)は4試合出場で3得点。長引く怪我で2008年を棒に振り、昨季も開幕2試合に出場した以降ずっと欠場だったので、今季は夢のようなスタートになりました。怪我しないでね~(祈)。
★ハウゲスン - ヘーネフォス 5-1
3分 トール・アルネ・アンドレアセン(1-0)
14分 カマル・サーリティ(1-1)
24分 トリグヴェ・ニーゴール(2-1)
82分 トーマス・スルム(3-1)
90分 ニコラ・ユルディッチ(4-1)
90分 ヤーレ・スタインスラン(5-1)
こちらもゴールラッシュ。昇格チーム同士の対決は昨季のアデコリーガ覇者ハウゲスンに軍配が上がりました。ロスタイムの得点者はどちらも途中出場の選手。ユルディッチは83分、スタインスランは79分からの出場です。それにしてもここのピッチも酷い状態ですねー。
敗れたヘーネフォスは4戦全敗で最下位。しかも失点15に対して得点はたった1というダントツの痛ましさ。アデコリーガ準優勝からティッペリーガの最下位へ・・・幸せってどこにあるのかしら?(涙)
★ローゼンボリ - ストロムスゴッセ 3-0
45分 トロン・オルセン
77分、90分、ステファン・イヴェルセン
あー、やっぱ敵いませんでしたねー(汗)。ノルウェー王者RBKが格の違いを見せつけ、2位のSIFを7位に引き摺り下ろしました。SIFは前半幾度かのチャンスを作り、守備でも善戦。ところがRBKは前半終了間際にペル・シリャン・シェルブレーのアシストでトロン・オルセンが先制点。
後半に入るとRBKは73分にオルセンを下げモルッスクレーを、76分にはヴィンスネスを下げイヴェルセンを投入。すると77分、ピッチに入って僅か50秒のイヴェルセンがドルシンのパスに飛び込んでゴール!イヴェルセンは90分にもルスティグからのボールを足先で一旦頭上へ蹴り上げ、落としてシュート!さすが千両役者ステファン、忽ち2得点で勝利を確実にしRBKを4位へ引き上げました。
ハムレン監督下すっかり定着したRBKの4-2-3-1システムで、今節アンソニー・アナンとボランチを組んで先発出場したのがマルクス・ヘンリクセン。'92年7月生まれの17歳で、昨年5月のNM1回戦でAチームデビュー。前節が初先発でした。ティッペリーガ・デビューは昨年9月20日の25節・サンネフィヨール戦。昨季は3試合出場でプレイ時間は僅か26分。今季は4試合・210分出場と経験値はまだまだですが、身体能力の高さと粘り強さ、ノルウェーU代表で培われたサッカー頭脳を買われてここ2試合はフル出場しています。
ニックネームは“ランボー2世”。マルクスのパパはRBKアシスタントコーチ、“ランボー”ことトロン・ヘンリクセンなのです。また1歳年下の妹マリエは女子ハンドボールチーム、ビーオーセンの選手というスポーツ一家。
一部サポーターの間では、マルクスのスタメン入りを親の七光と揶揄する声もあるようです。でもステファン・イヴェルセンだって伝説のストライカー、オッド・イヴェルセン(1986年に30得点を挙げ1シーズンの歴代最多得点記録を持つ)の息子。ステファンのこれまでの活躍を七光呼ばわりする人は誰もいないのですから、マルクス君も雑音は気にせず大きく成長していってほしいですね。
★モルデ - ブラン 3-2
3分 ペッテル・ヴォーガン・モーエン(0-1)
24分 エーリク・フーセクレップ(0-2)
45分 ダニエル・ベルグ・ヘースタ(1-2)
57分 マグネ・ホーセット(2-2)
69分 マティアス・モーストロム(3-2)
2点リードされたモルデがチームの屋台骨ベルグ・ヘースタ&マグネの活躍で逆転勝利!ひとまず降格圏を脱出しました。
開始3分、ブランが先制。フーセクレップのアシストでモーエンがゴール!続いて24分にはモーエンのアシストでフーセクレップが待望の今季初ゴールを挙げます。ブランのニールセン監督はここまでフーセクレップの相棒を決めかねており、フォーメーションも4-4-2(フーセクレップ&グアスタヴィーノ)、4-4-1-1(フーセクレップ‐アイナルション)、そして今節は4-2-3-1(フーセクレップ‐セーバルション、ミェルデ、モーエン)と模索中。コンビネーション的には今季一番良かったんですが、窮地のモルデはブランを容易く勝たせてはくれませんでした。
前半終了間際、マグネのCKにキャプテンのベルグ・ヘースタが入魂のヘディング!後半に入ると57分にマグネのミドルシュートで同点に。そして69分、FWモーストロムのボレーでモルデが逆転!劇的な勝利に沸いたアーケル・スタディオンでしたが、モルデの故障者リストは一向に短くなりません。
65分にゲームメーカーのマクタル・ティオウネがブランのビョルナル・ホルムヴィークのタックルを受け負傷交代(動画)。そけい部を痛めており回復まで最低でも2ヶ月はかかるようです。モルデ躍進の立役者だったセネガルトリオが今季は全員不在になってしまうとは、寂しい限りですね・・・。
15分 クリスティアン・ボラーニョス(1-0)
51分 モア(1-1)
54分、59分 クリステル・クライヴェン(2-1,3-1)
65分 オーレ・マルティン・オルスト(4-1)
67分 ステファン・ストランベルグ(4-2)
72分 モス(4-3)
90分 オルスト(5-3)
ポースケ(イースター)二日目に8試合一斉開催された第4節。幾つかの試合は驚きのゴールラッシュになりました。スール・アレナでのこの試合もその一つ。今季3試合で失点1、堅守ナンバーワンのVIFから、スタルトが大量5点を捥ぎ取りました。
注目株のクリステル・クライヴェン(21)が立て続けに2得点を挙げ、今季4得点でオーロイ(オーレスン)と共に得点ランキングのトップに立ちました。機を逃さない得点感覚にノルウェーA代表入りの話も浮上しています。
復活したベテランFWオルスト(35)は4試合出場で3得点。長引く怪我で2008年を棒に振り、昨季も開幕2試合に出場した以降ずっと欠場だったので、今季は夢のようなスタートになりました。怪我しないでね~(祈)。
★ハウゲスン - ヘーネフォス 5-1
3分 トール・アルネ・アンドレアセン(1-0)
14分 カマル・サーリティ(1-1)
24分 トリグヴェ・ニーゴール(2-1)
82分 トーマス・スルム(3-1)
90分 ニコラ・ユルディッチ(4-1)
90分 ヤーレ・スタインスラン(5-1)
こちらもゴールラッシュ。昇格チーム同士の対決は昨季のアデコリーガ覇者ハウゲスンに軍配が上がりました。ロスタイムの得点者はどちらも途中出場の選手。ユルディッチは83分、スタインスランは79分からの出場です。それにしてもここのピッチも酷い状態ですねー。
敗れたヘーネフォスは4戦全敗で最下位。しかも失点15に対して得点はたった1というダントツの痛ましさ。アデコリーガ準優勝からティッペリーガの最下位へ・・・幸せってどこにあるのかしら?(涙)
★ローゼンボリ - ストロムスゴッセ 3-0
45分 トロン・オルセン
77分、90分、ステファン・イヴェルセン
あー、やっぱ敵いませんでしたねー(汗)。ノルウェー王者RBKが格の違いを見せつけ、2位のSIFを7位に引き摺り下ろしました。SIFは前半幾度かのチャンスを作り、守備でも善戦。ところがRBKは前半終了間際にペル・シリャン・シェルブレーのアシストでトロン・オルセンが先制点。
後半に入るとRBKは73分にオルセンを下げモルッスクレーを、76分にはヴィンスネスを下げイヴェルセンを投入。すると77分、ピッチに入って僅か50秒のイヴェルセンがドルシンのパスに飛び込んでゴール!イヴェルセンは90分にもルスティグからのボールを足先で一旦頭上へ蹴り上げ、落としてシュート!さすが千両役者ステファン、忽ち2得点で勝利を確実にしRBKを4位へ引き上げました。
ハムレン監督下すっかり定着したRBKの4-2-3-1システムで、今節アンソニー・アナンとボランチを組んで先発出場したのがマルクス・ヘンリクセン。'92年7月生まれの17歳で、昨年5月のNM1回戦でAチームデビュー。前節が初先発でした。ティッペリーガ・デビューは昨年9月20日の25節・サンネフィヨール戦。昨季は3試合出場でプレイ時間は僅か26分。今季は4試合・210分出場と経験値はまだまだですが、身体能力の高さと粘り強さ、ノルウェーU代表で培われたサッカー頭脳を買われてここ2試合はフル出場しています。
ニックネームは“ランボー2世”。マルクスのパパはRBKアシスタントコーチ、“ランボー”ことトロン・ヘンリクセンなのです。また1歳年下の妹マリエは女子ハンドボールチーム、ビーオーセンの選手というスポーツ一家。
一部サポーターの間では、マルクスのスタメン入りを親の七光と揶揄する声もあるようです。でもステファン・イヴェルセンだって伝説のストライカー、オッド・イヴェルセン(1986年に30得点を挙げ1シーズンの歴代最多得点記録を持つ)の息子。ステファンのこれまでの活躍を七光呼ばわりする人は誰もいないのですから、マルクス君も雑音は気にせず大きく成長していってほしいですね。
★モルデ - ブラン 3-2
3分 ペッテル・ヴォーガン・モーエン(0-1)
24分 エーリク・フーセクレップ(0-2)
45分 ダニエル・ベルグ・ヘースタ(1-2)
57分 マグネ・ホーセット(2-2)
69分 マティアス・モーストロム(3-2)
2点リードされたモルデがチームの屋台骨ベルグ・ヘースタ&マグネの活躍で逆転勝利!ひとまず降格圏を脱出しました。
開始3分、ブランが先制。フーセクレップのアシストでモーエンがゴール!続いて24分にはモーエンのアシストでフーセクレップが待望の今季初ゴールを挙げます。ブランのニールセン監督はここまでフーセクレップの相棒を決めかねており、フォーメーションも4-4-2(フーセクレップ&グアスタヴィーノ)、4-4-1-1(フーセクレップ‐アイナルション)、そして今節は4-2-3-1(フーセクレップ‐セーバルション、ミェルデ、モーエン)と模索中。コンビネーション的には今季一番良かったんですが、窮地のモルデはブランを容易く勝たせてはくれませんでした。
前半終了間際、マグネのCKにキャプテンのベルグ・ヘースタが入魂のヘディング!後半に入ると57分にマグネのミドルシュートで同点に。そして69分、FWモーストロムのボレーでモルデが逆転!劇的な勝利に沸いたアーケル・スタディオンでしたが、モルデの故障者リストは一向に短くなりません。
65分にゲームメーカーのマクタル・ティオウネがブランのビョルナル・ホルムヴィークのタックルを受け負傷交代(動画)。そけい部を痛めており回復まで最低でも2ヶ月はかかるようです。モルデ躍進の立役者だったセネガルトリオが今季は全員不在になってしまうとは、寂しい限りですね・・・。
by Tore_Tretyakov
| 2010-04-08 22:31
| 10-Tippeligaen