2005年 12月 25日
作ってみたぞ♪ノルウェー料理 |
皆様、Juledag(クリスマス)の今宵を如何お過ごしでしょうか。
夕方、用事で街中へ出かけたところ、折りしもブラジリアンのNATAL(クリスマス)フェスタ開催の真っ只中で、サンバのリズム&カーニバル姿のオネエサンたちに圧倒されてしまいました(笑)。うちの市は南米系の労働者人口が多く、13000人以上のブラジル人が住んでいるんだそうです。なので、ブラジル系の食品や食材は、そのへんのスーパーで普通に売っていたりします。
前置きがすっかり長くなりましたが、昨日遂に作ってみましたよ、ノルウェー料理♪(って前置きと何の関係もないじゃん・笑)
レシピは「ノルウェー講座」で頂いた資料に載っていた「ノルウェー大使館発行」のものです。ただ、レシピでは材料が1kgとか2kgとか、こんなに作ってどーする!とツッコミたくなる量だったので、実際にはその半分を目安に作りました。以下はそのレポートです。
●Ribbe (リッベ=ポーク・リブ)
レシピには「材料:ポーク・スペアリブ、皮付きの塊2kg」とあるんですが、そんなん売ってないってば(笑)。お肉屋さんの店頭にはクリスマス用に一本ずつ切り分けたスペア・リブばかり。そこで、「あのー、かたまりはないですか?」と店員さんに聞いたら、奥から出してきてくれました。肋骨生々しい肉塊(^^;)・・・皮なしで650gくらいでした。これを、
★塩・胡椒適宜を肉の表面に擦り込んで冷蔵庫で1日寝かせる。
★オーブンで焼く。最初はアルミホイルを被せ、230度で20分。次にホイルを取り、200度で焼き加減を見ながら30~40分くらい焼いたら・・・おおっ、出来たぞ♪
よく見かけるスペアリブのように切り分けるのは不可能なので、包丁で削ぐ様に切り分けました。シンプルな塩・胡椒味ですが、なかなかジューシーでgodt!(おいしい!)ですよ♪
●Får i kål (フォーリコール=子羊とキャベツのシチュー)
材料:ラム(肩肉、胸肉またはモモ肉)1kg、キャベツ1kg、小麦粉30g、塩・胡椒適宜
・・・だからさぁ、なんで1kgずつの肉とキャベツで「4人分」なの?(笑) 実際にはキャベツ半分(500g弱)で作りました。
ラム肉は12月上旬(ノルウェー講座「衣食住」の回の翌日早速その気になって)お肉屋さんで聞いたら「ラムはねぇ・・・夏場にちょっと置いてるだけなんですよ。」との返事。意外と売ってないものなんだなぁ~と、このFår i kål は断念(そんな大袈裟な・笑)しかかっていました。
ところが先日スーパーで鶏手羽や生ハム類の横に「ラム肉スライス」が売ってるではありませんか♪キャベツ半分と同量の約500gを嬉々として買い込み(結果的には買占めでした・・・)、いざ作り始めてみました。
★ラム肉とキャベツを大きめに切る(ほぐさず厚めの形状を保つのがポイントかも)。
★塩・胡椒をふったラム肉とキャベツを鍋に交互に敷き、かぶる程度の熱湯を加え、とろ火で肉が柔らかくなるまで約30分煮る。
★水溶きの小麦粉を少しずつ加え、とろ味をつける。好みでパセリのみじん切りをふる。
・・・こ、これだけ?なんかえらく大雑把で簡単だぞ(笑)。ラム肉のコクがいい味出してはいるんですが、如何せん塩・胡椒だけじゃ味がないです!・・・(ぼそっ)アノ人たちっていつもこんなに味のない(良く言えば食材の味だけを味わえる)料理を食べてるのか?!
ってなわけで、コンソメと白ワインを少し加えてまろやかに仕上げてみました。本物の(?)Får i kål はラム肉もキャベツもゴロッとしたかたまり状で・・・もっと豪快な感じなのかも?ラム肉はクセがあるので好みが分かれるようですが、私にはDet var deilig (デ・ヴァ・ダイリ=おいしかった)です♪
ともかく一つ感じたのは、ノルウェー料理ってどれもシンプルで豪快そう、って事です。まぁヨーロッパはそういう国が多いですね。特にプロテスタント国は食材もわりと質素で料理法もシンプルな気がします。少なくとも「大根は米のとぎ汁で下茹でし、ゴボウは酢水につけてアク抜きを・・・」なんて面倒なのよりは、私は大歓迎なんですけどね(^^;)
夕方、用事で街中へ出かけたところ、折りしもブラジリアンのNATAL(クリスマス)フェスタ開催の真っ只中で、サンバのリズム&カーニバル姿のオネエサンたちに圧倒されてしまいました(笑)。うちの市は南米系の労働者人口が多く、13000人以上のブラジル人が住んでいるんだそうです。なので、ブラジル系の食品や食材は、そのへんのスーパーで普通に売っていたりします。
前置きがすっかり長くなりましたが、昨日遂に作ってみましたよ、ノルウェー料理♪(って前置きと何の関係もないじゃん・笑)
レシピは「ノルウェー講座」で頂いた資料に載っていた「ノルウェー大使館発行」のものです。ただ、レシピでは材料が1kgとか2kgとか、こんなに作ってどーする!とツッコミたくなる量だったので、実際にはその半分を目安に作りました。以下はそのレポートです。
●Ribbe (リッベ=ポーク・リブ)
レシピには「材料:ポーク・スペアリブ、皮付きの塊2kg」とあるんですが、そんなん売ってないってば(笑)。お肉屋さんの店頭にはクリスマス用に一本ずつ切り分けたスペア・リブばかり。そこで、「あのー、かたまりはないですか?」と店員さんに聞いたら、奥から出してきてくれました。肋骨生々しい肉塊(^^;)・・・皮なしで650gくらいでした。これを、
★塩・胡椒適宜を肉の表面に擦り込んで冷蔵庫で1日寝かせる。
★オーブンで焼く。最初はアルミホイルを被せ、230度で20分。次にホイルを取り、200度で焼き加減を見ながら30~40分くらい焼いたら・・・おおっ、出来たぞ♪
よく見かけるスペアリブのように切り分けるのは不可能なので、包丁で削ぐ様に切り分けました。シンプルな塩・胡椒味ですが、なかなかジューシーでgodt!(おいしい!)ですよ♪
●Får i kål (フォーリコール=子羊とキャベツのシチュー)
材料:ラム(肩肉、胸肉またはモモ肉)1kg、キャベツ1kg、小麦粉30g、塩・胡椒適宜
・・・だからさぁ、なんで1kgずつの肉とキャベツで「4人分」なの?(笑) 実際にはキャベツ半分(500g弱)で作りました。
ラム肉は12月上旬(ノルウェー講座「衣食住」の回の翌日早速その気になって)お肉屋さんで聞いたら「ラムはねぇ・・・夏場にちょっと置いてるだけなんですよ。」との返事。意外と売ってないものなんだなぁ~と、このFår i kål は断念(そんな大袈裟な・笑)しかかっていました。
ところが先日スーパーで鶏手羽や生ハム類の横に「ラム肉スライス」が売ってるではありませんか♪キャベツ半分と同量の約500gを嬉々として買い込み(結果的には買占めでした・・・)、いざ作り始めてみました。
★ラム肉とキャベツを大きめに切る(ほぐさず厚めの形状を保つのがポイントかも)。
★塩・胡椒をふったラム肉とキャベツを鍋に交互に敷き、かぶる程度の熱湯を加え、とろ火で肉が柔らかくなるまで約30分煮る。
★水溶きの小麦粉を少しずつ加え、とろ味をつける。好みでパセリのみじん切りをふる。
・・・こ、これだけ?なんかえらく大雑把で簡単だぞ(笑)。ラム肉のコクがいい味出してはいるんですが、如何せん塩・胡椒だけじゃ味がないです!・・・(ぼそっ)アノ人たちっていつもこんなに味のない(良く言えば食材の味だけを味わえる)料理を食べてるのか?!
ってなわけで、コンソメと白ワインを少し加えてまろやかに仕上げてみました。本物の(?)Får i kål はラム肉もキャベツもゴロッとしたかたまり状で・・・もっと豪快な感じなのかも?ラム肉はクセがあるので好みが分かれるようですが、私にはDet var deilig (デ・ヴァ・ダイリ=おいしかった)です♪
ともかく一つ感じたのは、ノルウェー料理ってどれもシンプルで豪快そう、って事です。まぁヨーロッパはそういう国が多いですね。特にプロテスタント国は食材もわりと質素で料理法もシンプルな気がします。少なくとも「大根は米のとぎ汁で下茹でし、ゴボウは酢水につけてアク抜きを・・・」なんて面倒なのよりは、私は大歓迎なんですけどね(^^;)
by Tore_Tretyakov
| 2005-12-25 23:15
| 文化(ノルウェー・デンマーク)