2006年 11月 23日
夢は途切れたけれど・・・ |
まずはUEFA公式の試合レポートを。「ミッコリ2発でベンフィカに望み」
昨夜10時からの録画放送を見ました。嗚呼、実況&解説者への愚痴を書き始めるとまた試合内容そっちのけになりそう・・・でも一つだけ言わせて!なんでまた冒頭が「引き分け狙いで勝てる訳がない」って話なんですか?!ソルバッケン監督はFCK公式サイトでは、
「引き分け狙いはしない(直訳は「引き分けのプレイをしない」)、絶対しない」
って明言してるのに〜!あまりの訝しさに先ずは自分が誤訳してないかチェック(汗)。それからUEFAの記事を探してみました。すると英語版にスカパー実況解説の元ネタらしきプレビューを発見。試合前の記者会見でソルバッケン曰く、
「ベンフィカがホームで負けることは滅多にありません。あなた方が私を引き分けでは不幸すぎると見るだろうとは思いません。引き分ければ、少なくともUEFAカップ進出への良い機会を得ることを私たちは知っています。」
記事には「これはデンマークリーグのリーダーが自信に欠けていると言うことではなく、前回のマンU戦でのCL初勝利を守り抜くものだ。」と付け加えられています。
・・・監督ぅ〜、内と外とでコメント分け過ぎじゃありません?(苦笑)なるほど確かに、グループ3位を視野に入れた上で引き分けを口にしてますが、これって「初出場チーム監督の社交辞令」でしょ?(笑)それを一々ねちねち突っついて「=闘志なし。勝てる訳ない」って批判材料にすんなよ!!(`ε´)凸
・・・と解説への文句はここまで。以下はTVを見ながらの私見に試合後の選手・監督の談話を織り交ぜたものです。
「僕らは最初の10数分、素晴らしいプレイをしたけど、彼らは最初のチャンスで得点した。苛立ったけど、そういうもんさ。彼らは明らかにPARKENでの初戦よりも良かった。」
とクヴィストがコメントしたように、試合への入り方は良く、序盤からグロンキア→ハッチンソンのシュート・チャンスもありました。
この調子で前半を無失点に抑えられれば良かったのですが、開始14分に失点してしまったのが本当に悔やまれます。DFがゴタゴタした中での失点でした。ミッコリ、シモンらがやけにのびのびと走り回ってるのが印象的で(苦笑)、要するにDFが対応しきれないんですね。経験の浅さなのかなぁ・・・こんな時アンドレがいてくれたらなぁ・・・と痛切に思いました。アンドレが居たら居たで、やっぱりスピードには対応しきれないのは判ってるんですが、少なくともベテランの口出しがあればDFラインをもうちょっと落ち着かせることは出来たのでは・・・と。まぁこれは私の贔屓目ですかね。
DFに関して、特にCBのミケルガーゴゥッとハンゲランは何度も危うい場面を救って頑張ってた反面、揺さぶってくる選手への対応の弱さ、もたつきは感じました。フィジカルでは勝ててもテクニックには翻弄されるというのは北欧(っていうか特にノルウェー人?!)の永遠の課題なのか?
ただ今回の3失点はDFの責任というより、明らかに中盤にミスが多かった!中盤で簡単にボールを奪われて、わたわたと失点に繋がってた感じです。この点はトビーさん自身も試合後にミスを認めるコメントをしてますね。(DR)
59分にシルババウアとノアゴールを下げ、クヴィストとベァルンがIN。ウィングがクヴィストとグロンキアになってから、だいぶ左右からの攻撃が組み立てられるようになったと思います。80分に入ったベァヴォルも、89分に一矢報いたアルベックのアシストをして活きの良さを見せていました。グロンキアが左ウィングに入ってやっとハッチンソンの動くスペースが出来たような・・・。逆に普段はもっとコンパクトさを心がけているはずのFCKが、なーんかズルズルとスペースを空けてしまってて、その分やたらとベンフィカをのびのび走らせてましたねぇ。
結局アウェイでは1ポイントも獲れなかったFCK。ソルバッケン監督は今回の早過ぎた2失点を振り返ってこう語っています。
「試合は既に最初の四分の一で決まってしまった。僕らは自分たちのミスで重い報いを受けた。アウェイ戦は難しいね。ユナイテッドもアウェイ3試合では僅か1得点と負けている。僕らにはまさに特別な力量が欠けているのかも。たぶん僕らは今、ハード・プログラムに遭遇しているんだ。」
今シーズンのCL出場は「予定外」の事だったと、ソルバッケンは以前インタビューで言っていました。1月に監督に就任した時には、来シーズンのCL出場を見据えていたのだそうです。今のチームはソルバッケンに言わせれば、まだまだCLのレベルには達していないのでしょう。デンマーク勢として8シーズンぶりの出場を果たしたFCKですが、それが喜びと共に大きな試練の始まりでもあったのは言うまでもありません。
でもグループ最下位には終わったけれど、初出場で(まだ1試合残ってますが)勝ち点4は全然恥じ入る成績じゃないですよね?!殆どの選手が「初体験」だった夢の舞台・チャンピオンズリーグ。それぞれが経験を積み、また来シーズンの出場をめざして、まずはリーグ優勝を達成しなきゃね!!
ホームでCL初勝利を飾ったマンU戦、試合終了直後にスタジアムに流れた曲はQueenの"Another One Bites The Dust" でした。今BGMを流すとしたら、"The Show Must Go On" かな・・・。 日曜日にはリーグ戦年内最終節・ラナス戦が待ってます!
昨夜10時からの録画放送を見ました。嗚呼、実況&解説者への愚痴を書き始めるとまた試合内容そっちのけになりそう・・・でも一つだけ言わせて!なんでまた冒頭が「引き分け狙いで勝てる訳がない」って話なんですか?!ソルバッケン監督はFCK公式サイトでは、
「引き分け狙いはしない(直訳は「引き分けのプレイをしない」)、絶対しない」
って明言してるのに〜!あまりの訝しさに先ずは自分が誤訳してないかチェック(汗)。それからUEFAの記事を探してみました。すると英語版にスカパー実況解説の元ネタらしきプレビューを発見。試合前の記者会見でソルバッケン曰く、
「ベンフィカがホームで負けることは滅多にありません。あなた方が私を引き分けでは不幸すぎると見るだろうとは思いません。引き分ければ、少なくともUEFAカップ進出への良い機会を得ることを私たちは知っています。」
記事には「これはデンマークリーグのリーダーが自信に欠けていると言うことではなく、前回のマンU戦でのCL初勝利を守り抜くものだ。」と付け加えられています。
・・・監督ぅ〜、内と外とでコメント分け過ぎじゃありません?(苦笑)なるほど確かに、グループ3位を視野に入れた上で引き分けを口にしてますが、これって「初出場チーム監督の社交辞令」でしょ?(笑)それを一々ねちねち突っついて「=闘志なし。勝てる訳ない」って批判材料にすんなよ!!(`ε´)凸
・・・と解説への文句はここまで。以下はTVを見ながらの私見に試合後の選手・監督の談話を織り交ぜたものです。
「僕らは最初の10数分、素晴らしいプレイをしたけど、彼らは最初のチャンスで得点した。苛立ったけど、そういうもんさ。彼らは明らかにPARKENでの初戦よりも良かった。」
とクヴィストがコメントしたように、試合への入り方は良く、序盤からグロンキア→ハッチンソンのシュート・チャンスもありました。
この調子で前半を無失点に抑えられれば良かったのですが、開始14分に失点してしまったのが本当に悔やまれます。DFがゴタゴタした中での失点でした。ミッコリ、シモンらがやけにのびのびと走り回ってるのが印象的で(苦笑)、要するにDFが対応しきれないんですね。経験の浅さなのかなぁ・・・こんな時アンドレがいてくれたらなぁ・・・と痛切に思いました。アンドレが居たら居たで、やっぱりスピードには対応しきれないのは判ってるんですが、少なくともベテランの口出しがあればDFラインをもうちょっと落ち着かせることは出来たのでは・・・と。まぁこれは私の贔屓目ですかね。
DFに関して、特にCBのミケルガーゴゥッとハンゲランは何度も危うい場面を救って頑張ってた反面、揺さぶってくる選手への対応の弱さ、もたつきは感じました。フィジカルでは勝ててもテクニックには翻弄されるというのは北欧(っていうか特にノルウェー人?!)の永遠の課題なのか?
ただ今回の3失点はDFの責任というより、明らかに中盤にミスが多かった!中盤で簡単にボールを奪われて、わたわたと失点に繋がってた感じです。この点はトビーさん自身も試合後にミスを認めるコメントをしてますね。(DR)
59分にシルババウアとノアゴールを下げ、クヴィストとベァルンがIN。ウィングがクヴィストとグロンキアになってから、だいぶ左右からの攻撃が組み立てられるようになったと思います。80分に入ったベァヴォルも、89分に一矢報いたアルベックのアシストをして活きの良さを見せていました。グロンキアが左ウィングに入ってやっとハッチンソンの動くスペースが出来たような・・・。逆に普段はもっとコンパクトさを心がけているはずのFCKが、なーんかズルズルとスペースを空けてしまってて、その分やたらとベンフィカをのびのび走らせてましたねぇ。
結局アウェイでは1ポイントも獲れなかったFCK。ソルバッケン監督は今回の早過ぎた2失点を振り返ってこう語っています。
「試合は既に最初の四分の一で決まってしまった。僕らは自分たちのミスで重い報いを受けた。アウェイ戦は難しいね。ユナイテッドもアウェイ3試合では僅か1得点と負けている。僕らにはまさに特別な力量が欠けているのかも。たぶん僕らは今、ハード・プログラムに遭遇しているんだ。」
今シーズンのCL出場は「予定外」の事だったと、ソルバッケンは以前インタビューで言っていました。1月に監督に就任した時には、来シーズンのCL出場を見据えていたのだそうです。今のチームはソルバッケンに言わせれば、まだまだCLのレベルには達していないのでしょう。デンマーク勢として8シーズンぶりの出場を果たしたFCKですが、それが喜びと共に大きな試練の始まりでもあったのは言うまでもありません。
でもグループ最下位には終わったけれど、初出場で(まだ1試合残ってますが)勝ち点4は全然恥じ入る成績じゃないですよね?!殆どの選手が「初体験」だった夢の舞台・チャンピオンズリーグ。それぞれが経験を積み、また来シーズンの出場をめざして、まずはリーグ優勝を達成しなきゃね!!
ホームでCL初勝利を飾ったマンU戦、試合終了直後にスタジアムに流れた曲はQueenの"Another One Bites The Dust" でした。今BGMを流すとしたら、"The Show Must Go On" かな・・・。 日曜日にはリーグ戦年内最終節・ラナス戦が待ってます!
by Tore_Tretyakov
| 2006-11-23 17:48
| 06/07-CL(チャンピオンズリーグ)